1.シルクハット
作詞:岩崎慧
作曲:岩崎慧
僕の見ている空の向こう側は
なぜか心に穴を開ける
いつの間にかここが
中心と思ってみてた
ねぇ お父さん あの月がほしいの
よし とってこよう
はしごを使おう
か細い毛の先っちょにでも
行ったみたい
そこにあるものは何でも
そこにあるものは何でも
さよならの覚悟もできない湖
生まれたときにわかってる
死ぬことだけはわかってる
憂鬱を鳴らして飛ぼう 時間の中を
シルクハットの中の宇宙
シルクハットの中の宇宙
象さんと馬さんが交わったとき
ひとつの光が見えたんだ
ピエロが手品をしていた
僕らはモグラの視点で
下を下を掘り続ける
マグマの悪魔と握手をして
悪魔に羽根を借りたら
さよならを隣に置こう
憂鬱を鳴らして今日も 時間の中を
シルクハットの中の宇宙
シルクハットの中の宇宙
もう 何もいらない いらない何も
僕は
いらない何も すべて 歌詞も
言葉も
感じろ
そこは
シルクハットの中の宇宙
シルクハットの中の宇宙
2.あかり
作詞:岩崎慧
作曲:岩崎慧
「何にもありゃしない」 日々に鬱々としている君
「何にも変わらない」 未来に嘆いてる人もいる
何にも変わらないんじゃなくて 何にも変えていけてないんだろ?
ロケットのように 二律背反で闇を暴け
※僕ら旅立つ景色は 何年先も光ってるんだ
かくれんぼはやめにして 出ておいで
僕らの旅立つ景色に 君が見とれてしまわないよう
君んとこまで迎えにゆくんだぜ※
ポケットの中に 誰にも言えない秘密がある
頭の真ん中に ビタースイートな思い出を詰め込む
微かな希望と不安を バックパックの中にしまい込んで
打ち上げ花火のように 瞬間を永遠に変えてやる
(※くり返し)
ああ、見てごらん 君の足元を
ぬかるんでもないけど 固くもないだろう?
明らかに極めると書いて 「あきらめる」と呼ぶんだぜ
走り出した未来の自分のために
僕らの旅立つ景色は 何年先も光ってるんだ
かくれんぼはやめにして 出ておいで
僕らの旅立つ景色に 君が見とれてしまわないよう
君んとこまで迎えにゆくんだぜ
僕らの旅立つ景色は 何年先も光ってるんだ
かくれんぼはやめにして 出ておいで
君が飛ばしたロケットに 表裏一体のあかりつけて
僕らの旅立つ景色を 見に行こうぜ
3.Step On
作詞:岩崎慧
作曲:岩崎慧
賛美や中傷を ポケットにつめこんで
握りしめた思いが 君を自由にする
「生きる意味を探す」と 君は旅にでた
ほんとの自由はきっと 不自由の中なのに
くだけちった夢や妄想 去り行く人とあの衝動
向き合ったあの日々だけ 僕は生きてる意味を踏みつけた
君が見ているもの 僕が見てるもの
同じにはなれないよ それでも
わかり合おうとする 少しの勇気を手にして
So Step on a way
期待なんてしなくていい 依存なんてもってのほかさ
覚えてたほうがいい 恋に忙しい君も
いつか一人になるんだぜ
どこにだっていけるんだ
そこに立ってみてごらん
画面じゃなくて
触れてみた生々しさは
この世界のぬくもりなんじゃないか
優しさも憎しみも 知識や経験も
ポケットにつめこんでいたから
僕はここに居る この世界を愛していける
それは同等で
君が見ているもの 僕が見てるもの
同じにはなれないよ それでも
わかり合おうとする 少しの勇気を手にして
So Step on a way
4.RAIN/THAT/SOMETHING
作詞:岩崎慧
作曲:岩崎慧
雨の中 走り出した
夜の中 朝を見ていた
五時半の夕焼けが昨日と
違って見えるのは 何故だい
RAIN/THAT/SOMETHING
頭の裏側では
愛と呼んだ
その意味を 愛と呼んだんだ
未来の事は 分からんが
過去の事も 忘れちまった
永遠に続くいたちごっこ
誤解の中を 走っていた
滑り出してく妄想も
吐き出すはずの言い訳も
抱えたまま 飛び出していた
びしょ濡れでも かまわないぜ
だから
RAIN/THAT/SOMETHING
頭の裏側では
愛と呼んだ
その意味を 愛と呼んだんだ
素晴らしい日々ほど 隠れているもの
何だか見えなくなった
許しておくれよと 謝る気もない
ソレダケ ソレダケ ソレダケ
自分の付けてきた 足跡に
気を取られないように 後戻りは出来ない
RAIN/THAT/SOMETHING
頭の裏側では
愛と呼んだ
その意味を 愛と呼んだんだ
僕らの雨は 灰と化した
RAIN/THAT/SOMETHING
頭の裏側では
愛と呼んだ
その意味を 愛と呼んだんだ
5.虹
作詞:岩崎彗
作曲:岩崎彗
優しさと憎しみがぶつかり合って初めて
人間になれました
許しあうこと さげすみ合うこと
そのどちらも必要で 僕らは始まりました
いきりたって いきりたって 何も変わりはしなかったんだ
毎日を全力で笑うことは むずかしいな
あぁ いんだよ 君を悩ませる夜が来ても
その心はこんなにも 虹のように愛らしいのだ
雨が降って 風が吹いて 私は走り続けました
気を抜けば追い越されそう 私は臆病でしょうか
あぁ いいんだよ 君を悩ませる夜が来ても
この心はこんなにも 虹のように愛らしいのだ
あぁ 君とまたうまく笑い合いたいな
鳴り止まない歌声は 君の心にあるのさ
僕の心にあるのさ 今日は歌を歌おう
6.ニューカマー
作詞:岩崎慧
作曲:岩崎慧
ニューカマーになろうぜ 遅くない未来の時代で
世界を変えるのは俺たちだと もう一度叫ぼう
今ある常識や 言葉のあやなど
何十年後にはお陀仏さ
愛を注ぐこと 出来るものだけを
俺たちは欲しがれ
しがみつくものなどいらない
知らないものを探しにいこう
それだけじゃ飽き足りないなら
恥じらいのボタンを外そう
ニューカマーになろうぜ 遅くない未来の時代で
世界を変えるのは俺たちだと もう一度叫ぼう
口ばかりが動いて 立ち止まったままのファシスト
特別なものなんていらない 風を切って走り出そう
ニューカマーになろうぜ いくつになったって構わない
世界を変えるのは俺たちだと もう一度
ニューカマーになる必要が 君の中にもあると信じてる
世界を変えるのは俺たちだと もう一度叫ぼう
7.Kids Are Alright
作詞:岩崎慧
作曲:岩崎慧
ねぇ 知ってる? 大人になったら
なんだって出来るんだ 素直になれていれば
へぇ そうなんだ 僕も早くなりたいな
冒険や 大好きな あの娘とも結婚できるかな
できるさ 君次第で 毎日は変わるんだって 教えてあげる
君がいつか大人になって なりたいものをみつけたとき
溢れる夢が君を動かすだろう
そして少年は走り出した いくつもの夜空を越えていく
どうか忘れないで 溢れるその気持ちだけは
見てごらん この道は蛇の道
あと何年だろう あと何年まで
君がいつか大人になって なりたいもので苦しむとき
忘れてないかい 溢れるあの気持ちを
君がいつか大人になって なりたいものを叶えたとき
どうか忘れないで 君は一人じゃないよ
そして少年は大人になった いくつもの夜空を越えてきた
どうか忘れないで 溢れるあの気持ちだけは 抱えて
8.ぷれぜんと
作詞:岩?慧
作曲:岩?慧
こんにちは 心からのプレゼントを
君に一つあげたいよ それくらいしか出来やしないんだ
ハウ アー ユー? これからの僕と君に
届けたいよ 確かなものは何一つないけれど
大事な言葉を 何度も言おうとして
言葉に詰まって出てこないや
この気持ちをそっと
手をつないだら少しだけ 優しくなれた気がした
伝えたいことは一つだけ 愛しているよ
遠回りを何度も繰り返していたんだね
天邪鬼な君との会話も どこか心地よかったな
大事な言葉が 二人をすり抜けてく
過去も未来も全てうまくいくと信じていた
手をつないでた時間だけ僕は 大事なものが見えていたんだ
伝えたいことは一つだけ 愛しているよ
君と歩いてく未来はきっと 一人ぼっちの 夜を越えて
探しにいこう二人のプレゼント
君を知ること 僕を知ること それを
愛していこう
9.ふりだしの歌
作詞:岩崎慧
作曲:岩崎慧
終列車 飛び乗ろう 東へと続く草原を
背に走れば まだ見ぬ自分に辿りつけるかな
ふりだしに戻る その場所は空(くう)
空(から)と書いて空(そら)になって 全てを思い出して
空が風を呼び 時が大地を重ねる
生きること 死ぬことの 価値観が僕をねじまげてゆく
でも決めなきゃ
何も変わらない情熱を またふりだしに
形の無い神様に花束を
ふりつもる雨を見た 風の中に飛びこんで
もう誰もいない闇が来た 音も心も体も全部
右目に過去を 左目に未来を 右手に勇気を 左手に悲しみを
すべて すべて 一瞬で決まる 風よ僕を流して
終列車 飛び乗ろう 東へと続くこの道で今 勝負してる
一人でも 一人でも 届け ふりだしの歌
10.バンドマン
作詞:岩崎慧
作曲:岩崎慧
夢はもうないのかい
夜になったまま朝が来ないのかい
そんなはずはない 自分との騙しあいに打ち克つ
夜をもう一度見つけたい
狭い狭い枠の椅子とりゲームに
それぞれの想いを持ち寄って
誰かが勝ち取り 誰かが蹴落とされる
僕はずっと負け犬のナンバーでシビれたい
バンドマン 涙が乾くようなやさしい歌を聴かせてよ
お願い ひとりぼっちの夜を支えてくれた歌聴かせてよ
路地裏のライブハウスで
ステージから愛を叫んでる
いつも金はない 何も買う金はない
でもそうだろう 俺たちの歌はアイツを変える
狭い狭い枠の椅子とりゲームに
ぶらさがったまんま 何を思うの
夜空に吐き出した ため息が集まる
シンガーは吐き出した ため息を歌に変える
バンドマン ざわざわするような胸の隙間に歌届けてよ
お願い 見失わないように僕の道をまた照らしてよ
バンドマン 涙が乾くようなやさしい歌を聴かせてよ
お願い その歌声をいつまでも止めないで
お願い 聴かせてよ ぼくのバンドマン
11.真ん中の歌
作詞:岩崎慧
作曲:岩崎慧
諦めと希望の真ん中を歩いてきた
やりきれない痛みと 途方もない野望のこと
全てを心のままに 吐き出していたい
空っぽ 嘘つきな 僕の胸を貫いた
どこまでも激しくて どこまでも優しい歌
刺さった ままでいたい 動き始める
初めて握ったギター 夢中で弾き殴った
こんなに好きになること 生まれて初めてだった
燃やしておくれよ いつまでも
諦めと希望の真ん中を歩いたまま
全てを心のままに 解き放ってやろう
誰もが言いたがらない 誰かのためなんかじゃない
好きなんだ ただそれだけを
このロクでもない 愛すべき世界で
叫べ まっすぐで いびつな 優しい歌
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